読書をする効果とメリット|なぜ今わざわざ「読書」なのか

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「読書をした方がいい」という言説に対してどのように感じますか。

いまの時代情報集ならネットの方がいいのでは?

娯楽ならもっとお手軽で簡単なものがあるよ

このように思った方はいませんか?

確かに比較対象がたくさんある現代において、ある一つの特徴において読書より優れている手段はあるでしょう。

このような現状においては、いまいちど読書の価値というものを考えてみる必要があると思います。

この記事では読書のメリットと効果についてまとめます。

読書によるメリットと効果の3つのポイント

①優れた知識を身に着けることができる

②精神面にいい効果がある

③知能を高めてくれる

読書のメリットと効果に関する解説

内容に一定程度の信頼がある

インターネットの情報はだれでも書き込むことができます。

それは様々な知識が集まるという反面、嘘やデマが紛れ込んでいる可能性も高いということです。

一方、読書はどうでしょうか。

出版を行うにあたって、少なくとも著者と出版社はその出版内容に対して社会的責任を負っているわけです。

嘘やデマばっかりであれば社会的な信用を失い、次の仕事に困ることになるかもしれません。

内容に一定程度の信頼があるといえるでしょう。

古典的名著は普遍の真理が書かれている

インターネットの情報はその時流行っているニュースが目立ちやすいです。

例えば、Twitterで一週間前にバズったことを覚えているでしょうか。

ほとんどの人は覚えていないはずです。

このように、SNSを含むインターネットでは、その時、刹那的に話題になったことしか残りにくい構造になっています。

当然そのような情報はその時その時にしか役に立ちません。

一方、読書はどうでしょうか。

長く残っている本であればあるほど、いくつもの歴史の荒波を潜り抜けてきており、いつの時代においても通用してきたという保証があります。

つまり、古典的名著には通時的な普遍的真理が書かれているのです。

そこから得られる知識の濃度と効果はインターネットの比ではありません。

実際に「「一流の人」と「年収500万の人」で読む本はこんなに違う」『Diamond』には成果を出している人は古典的な世界的ベストセラーを読んでいるという結果が紹介されています。

まとまった知識を学べる

インターネットの情報は確かに検索すればすぐに出てくるので便利です。

しかし、まとまった体系的な知識を習得するうえでは不向きです。

例えば、インターネットはその日起きた事件などは盛大に取り上げますが、それらの知識は断片的です。

その事件にはどういった歴史的な経緯があるのか、その背景にはどういった構造があるのか、詳細な学問的根拠などは教えてくれません。

そういったものを学ぶためには、やはり本を引っ張り出してこなくてはいけません。

読書からは、様々な事象事象から抽出したエッセンスを得ることができます。

ブームの火付け役をたどれば本に行きつく

神田昌典氏『都合のいい読書術』には以下のようなことが書かれています

神田昌典『都合のいい読書術』PHP研究所、2017年。

ミリオンセラーが出た1年から2年後に、その本のテーマが、社会的な現象として、世の中に表れ始める。

例えば2000年代前半に元マッキンゼー・アンド・カンパニーの勝間和代氏が『インディでいこう!』などのビジネス書のベストセラーを出版するようになりました。

カツマーと呼ばれる読者層を生み出し社会現象にもなりました。

その結果、2000年代後半以降は「経済的にも自立してキラキラした女性」という価値観を提唱する本が次々に出版されるようになりました。

このようにブームの源流はベストセラーに行きつくことが多いのです。

つまり、そういった本を読んでいれば時代を先取りできることになります。

ストレスが軽減される

本を読んでいるとストレスが軽減されます。

何故でしょうか。

それはくよくよ悩む元になっていることの解決法を知ることができるからです。

解決法を知っても解決しないならストレスは減らないよ

そのように思われる方もいるかもしれません。

しかし、精神科医の樺沢紫苑氏『読んだら忘れない読書術』において「解決法を知るだけでも、脳のストレス軽減になる」と述べています。

樺沢紫苑『読んだら忘れない読書術』サンマーク出版、2015年。

何とかなる問題だとわかって、状況に対するコントロール感を取り戻すことは大きなストレス軽減につながるのです。

実際にイギリスのサセックス大学のストレス研究では6分間の読書で3分の2以上ストレスが軽減するという効果が確認されていることにも言及しています。

またリヴァプール大学の研究においても読書のストレスに対するその効果は確認されています。

※参照:健康面に対する読書の効果
「メリットだらけ! 読書がもたらす5つの健康上の効果と、読書を習慣づけるためのヒント」『BUSINESS INSIDER』

読書をすると頭がよくなる

読書をすると頭がよくなります。

同じく精神科医の樺沢紫苑氏はアメリカアイオワ州立大学や東北大学など様々な研究を参照しながら、『読んだら忘れない読書術』においてこのように述べています。

読書によって「地頭がよくなる」「知能が高くなる」「脳が活性化し、脳のパフォーマンスが高まる」ということは、多くの脳科学研究が示しています。

具体的には「記憶力」「集中力」「情報処理能力」「コミュニケーション能力」「共感能力」などです。

「共感能力」は特に文学作品を読んだときの上昇が顕著だということです。

また、「読書活動と学力・学習状況調査の関係に関する調査研究(静岡大学)」では、直接・間接合わせた読書活動の学力に対する影響の大きさに言及しています。

 


 

 

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