「えっ!?読書会に参加しようと思ったけど、めちゃくちゃいっぱいある!どれに参加したらいいんだ!」
・趣味が合う人と交流がしたい。
・本のインプットの質を高めるため、アウトプットがしたい。
そう考えて読書会について検索してみると、予想よりも多くの読書会情報が!
このような経験をしたことはありませんか。
東京では無数の読書会が開催されています。
選ぶことに疲れて、結局参加せずじまいになってしまうことも少なくありません。
また、せっかく参加したにもかかわらず全く楽しめず、学びなく終わってしまうなんてことも。
初めての参加を失敗で終わらせたくないですよね。
本記事では、自分に合った読書会を選び方のポイントについてお話していきます。
読書会のテーマ
参加しようと考えている読書会のテーマは何でしょうか。
紹介されるのはか小説か、ビジネス書か、「何でもオッケーでただ楽しもう」系か「学びを得よう」系なのか。
このテーマが自分が読書会に対して期待しているものと大きく外れていた場合には、参加を考え直した方がいいかもしれません。
たとえば、「学びを得よう」という動機で読書会を探している方が「何でもオッケーでただ楽しもう」系に参加してしまった場合。
目的意識なくただ世間話をしていることに退屈を覚えるでしょう。そして終了後、その会から得た学びは何もないことに気づき、愕然とします。
自分がいったい何を読書会に期待しているのかを考え、その観点からチェックするようにしましょう。
読書会の参加者の層
参加している人の年齢層は会によってまちまちです。学生が中心になっている会から年配の人が中心になっている会まで様々です。
「自分の感じている同じような問題意識をもっている人と話したい!」「初めてだから話しやすい雰囲気がいい!」という方は、同年代という年齢制限のある会に参加するのがいいでしょう。共通の話題も多く、すぐに打ち解けることができます。
逆に、幅広い年代の人と交流したいという人は年齢制限のない会がオススメです。
しかし、わたしがいろいろな読書会に参加してうけた感覚として、主催者の場を回すスキルが卓越しているか、テーマがよっぽど絞られていない限りは、年齢制限のない会は主催者の年代に近い方が大多数となる傾向があります。
以前ある読書会に参加した際、年齢制限がなかったにもかかわらず、全体の8割が50歳前後の人が参加していました。
自分が全く知らないような本が飛び出してきたので面白くはあったのですが、まだ参加し始めて間もない頃のわたしは非常にやりにくい思いをしました。
会を選ぶ際には年齢制限、主催者の年代からある程度の会の雰囲気が分かりますので、チェックするといいでしょう。
読書会の形式
読書会には大きく分けて3つの型があります。
自由紹介型は自分の好きな本を持ち寄って紹介する会。課題本形式は、あらかじめ指定された本を読んでおいてその本について語りあう会。輪読会は一つの本を分担して読んでシェアする会。
参加しようとしている読書会がどの型であるかで、参加のハードルや得られる物が大きく変わります。
初参加で様子を見てみたいという人は自由紹介型がオススメです。事前の準備がなく、そこまで掘り下げた話もしませんので、気楽に参加できます。
また、自分の好きな本がクリティカルに課題本に設定されている会を見つけるのはかなり難しいです。
様々な会に参加してみて自分に合ったものを見つけましょう。
読書会に継続して参加できるかどうか
読書会で何かを学んだり、仲がよい人との交流を作りたいとなると継続して参加することが前提となります。
例えば、アウトプットの技術を身に着けたいと考えていた場合、一度参加しただけではそれは身につくでしょうか。
難しいですよね。ただでさえ初回は緊張して、気づいたら終わっていたということが多いので、一度の参加で何かをつかむのは至難の業です。
そうなると参加しようとしている読書会は、果たして継続して参加できる条件が整っているかが重要です。
金額や開催地までの距離、主催者がいけ好かなくないか(笑)などもあらかじめ見ておきましょう。
まとめ
読書会は、テーマや参加者の層、形式などの条件によって大きく参加ハードルも得られるものも、会の雰囲気も変わります。
初めての参加を最高の体験にするために、いろいろな会を比較して調べてみましょう。