『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の要約とテクノロジーまとめ

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バックトゥザフューチャーという映画に空飛ぶデロリアン(タイムマシン)が出てきますよね。

それは2015年のテクノロジーを使って実現されました。

しかし、私たちの社会にはまだ空飛ぶ車はありません。

投資家のピーター・ティールも2011年に『そういえば、あの「未来」はどうなった?』と題したマニフェストで、「空飛ぶ車を期待していたのに、結局手に入ったのは140文字でつぶやく自由だ」と憤りを見せました。

しかし、2021年、現在の状況はどうでしょうか。

ピーター・ティールが愚痴をこぼした2011年からたった10年で状況はまるっきり変わりました。

空飛ぶ車は実現間近であるということをご存じでしょうか。

ピーター・ディアマンディス氏の『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』は、まさに今起きているテクノロジーの発展と、そこから導きだされる未来を教えてくれます。

 

ピーター・ディアマンディス,スティーブン・コトラー『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』NewsPicks、2020年。

この記事ではピーター・ディアマンディス氏の『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の要約を行い、そして言及されているテクノロジーをピックアップしてまとめます。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』の3つのポイント

・テクノロジー同士のコンバージェンスによって社会は劇的な変化が引き起こされいる

・未来を見通して適応することが今ほど重要だった時代はない

・そのために各テクノロジーの発展について知っていなければならない

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』のさっくり要約

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』は未来を見通して適応することの重要性を説き、そして実際に各分野の具体的なテクノロジーの発展状況を伝えることを目的として書かれています。

現在、社会はテクノロジーの変化によって大きな変貌を遂げようとしています。

なぜ「今」その変化が起きようとしているでしょうか。

筆者はその理由を「コンバージェンス」に求めています。

コンバージェンスとは収斂、すなわち、複数の分野のテクノロジーの指数関数的な発展同士が結び付き合って、それぞれの発展を加速し合っているということです。

その威力は想像を絶するもので、「破壊的イノベーション」を引き起こし、既存の社会を想像もつかないかたちに変えていってしまっています。

このように変化が激しい現代、未来を見通して適応することが重要になります。

では未来を見通すためには何が必要でしょうか。

それは現在起きているテクノロジーの変化に対する知識を得ることです。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』は、宇宙開発に仮想世界、医療にエネルギー、あらゆる分野のテクノロジーの発展状況を事細かに教えてくれます。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』のテクノロジーのピックアップとまとめ

空飛ぶ車

デロリアンはすぐそこに!

2019年までに、1000億円以上が25社の開発会社に投資された!

ハイパーループ

アメリカ大陸の地下を横断する最大時速1200キロの大陸横断ポッド!

ロサンゼルスからサンフランシスコまで30分!

広島から東京に通勤する日も近い!?

VRテクノロジー

現実との見分けのつかなさはまるで『マトリックス』。

さらにいえば、フロー状態で得られる快楽の中毒性はこれまでのゲームや現実の比ではない。

2018年時点で月間ユーザ3500万人に到達している。

カナダの人口とほぼ同じ規模の世界がそこには広がっている!

仮想世界への民族大移動はもう間近!

量子コンピュータ

チェスなら1秒で1兆手計算できる。

他の分野に組み合わせることでどれほどの破壊的効果をもたらすかは未知数。

AI

AIが友達になる日は近い!?

すでにシャオアイスというサービスは、2000万人が登録し月平均60回ユーザが話しかけている。

人のメンタルモデルを再現することで、例えばプラトンに倫理学を教えてもらうこと可能になる!?

感情コンピューティングで至れり尽くせりの秘書が一人一人に付くようになる!?

5G通信

これまでの通信速度の100倍!?

数十秒で映画一本のダウンロードが可能!

遠隔地同士で音楽のセッションも可能なほどストレスフリーなストリーミング!

スマートダスト

ナノ化したセンサーが人の体に入り、病気を含む様々な情報を収集する。

ロボット

amazonではすでに数万人の工場労働者をロボットに置き換えた。

さらにはこんな動きも可能に…?

3Dプリンタ

オープンバイオニクスという会社は3Dプリンタで義肢を作成し、従来と同じ値段で売り出している。

寿命延長

老化の原因は特定されつつある。

老化は克服できる。

寿命脱出速度、つまり1年生きる間に寿命が1年延びれば死神とのレースで追いつかれることはない。

『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』からつい引用したくなる言葉

結婚制度はせいぜい20年の拘束という前提で成り立っている。

すぐ先に待ち受けている未来を見通し、来るべき事態に適応する機敏さを持つことが今ほど重要だった時代はない。それこそ本書がやろうとしていることだ。

下記は筆者の言葉ではありませんが、『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』で紹介されているジェフ・ベゾスの言葉です。

最高にワクワクします!

地球は太陽系の宝です。このため居住と軽工業に用途を限定すべきです。重工業は宇宙へ移せばいい。そこには想像できないほどのスペースがあります。(中略)太陽系は1兆人の人口を支えることができる。そうすれば1000人のモーツァルト、1000人のアインシュタインが生まれるでしょう。人類文明がどれほどすばらしく、活気あふれるものになるか、想像してみてください。

 

 


 

 

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