宇山佳佑『桜のような僕の恋人』のあらすじと感想【読書会レポート#5】

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「読書会レポート」は、東京ワタコレ読書会で紹介された本をアーカイブしていくコーナーになります。

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宇山佳佑『桜のような僕の恋人』のあらすじと感想【読書会レポート#5】

【読書会レポート#5】紹介された本:宇山佳佑『桜のような僕の恋人』

宇山佳佑『桜のような僕の恋人』KADOKAWA、2012年。

宇山佳佑『桜のような僕の恋人』のあらすじ

美容師の美咲に恋をした晴人。

彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。

そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。

しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。

美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。

(Amazon参照:宇山佳佑『桜のような僕の恋人』

宇山佳佑『桜のような僕の恋人』に対する紹介者Tさんの感想・観点

・きれいな恋愛のストーリーでした。

・主人公が化粧品会社勤めの友人にやつあたりするなど、年を取りたくない女性の心理がよく描けています。

・若いというだけで価値があるとは思いたくないですが、そういう部分があると実感しました。

宇山佳佑『桜のような僕の恋人』について読書会で話題になったこと・感想

経験からしか出てこないものなど、年を取ることの価値をどう蓄積していったらいいのでしょうか。

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年を取ることを気にするのは、見た目を気にする環境にいるからじゃないでしょうか。以前アパレルに努めていて、その時はかなり気を使っていました。しかし、転職してからはかつてほど気にしていないです。

でも肌のターンオーバーが遅くなるのはつらい…笑

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老化の学術的定説は変わりつつありますよね。昔は老化は不可避のものでしたが、今は老化=病気と考えられつつある。『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』に書いていました。

 

デビッド・A・シンクレア, マシュー・D・ラプラント他『LIFESPAN(ライフスパン): 老いなき世界』東洋経済新報社、2020年。

宇山佳佑『桜のような僕の恋人』に対する投稿者の感想

考えたのは、逆に自分だけ不老不死になったらどうかという仮定です。

不老不死ものの定番ですが、そちらもやはり辛くなるのでしょうか。

となると、年を取ることの悲劇性の本質は、時間の経過を他人と共有できなくなることにあるのではないでしょうか。

年を取るごとにかつての知人と会わなくなり、そして死に別れる。

それは結局不老不死でも同じこと。

テクノロジーの進歩とともに、自動的に幸せになるとは考えず、自分の幸せの条件を考えるようにしたいですね。


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お待ちしております!

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