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グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』の概要と感想【読書会レポート#20】
【読書会レポート#20】紹介された本:グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』
グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』かんき出版、2014年。
グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』の概要
Apple、Google、Facebook、Twitterのアドバイザーを務める著者の99%の無駄を捨て1%に集中する方法とは!?
本書で紹介するエッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。
本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマティックな方法論だ。
エッセンシャル思考が目指す生き方は、「より少なく、しかしより良く」。
そのためには、ものの見方を大きく変えることが必要になるが、時代はすでにその方向へ動きだそうとしている。
(参照:Amazon)
グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』に対する紹介者Wさんの感想・観点
・ビジネス書は「○○しなさい」と言ってきますが、「やることを減らそう」言ってくるのは珍しいと思って手に取りました。
・一番少ない労力で重要なことをやりなさいという本。
・仕事はやらなければならないではなく、自分がやると決めてやる。
・本当に大事なものはめったにない。
・あえて全部はやらない。
・上司から言われたからそのままやるのではなく、自分で優先順位を決めたりするようにして、主体的になれるようにしています。
橘玲『人生は攻略できる』について読書会で話題になったこと・感想

どういったところが一番印象に残りましたか。

逆プロトタイプという考え方です。一度仕事を試しにやめてみて、影響が出なければやめるというものです。

どういったところで使いましたか。

明らかに読んでいないだろうという定例でやっていた報告をしれっとやめてみました。何も言われなかったのでやっぱり必要なかったんだなって笑

『7つの習慣』の「大きな石」の話とも通じるところがある話ですよね。緊急度は高いけれど重要度が低いことをやらないという。
仕事の中で重要かどうかだけではなく、もう一つ大きな枠組みで、人生の中で必要かどうかも考えるようにしたいですね。

そうですよね。父が昔仕事人間で一緒に時間を過ごせなかった経験があるので、私は家族との時間を緊急度は低いが重要度が高いものとして大切にしていきたいです。
グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』に対する投稿者の感想
やることから決めていたら、ToDoリストが膨大に膨らんでしまいます。
そうなってしまうと優先順位もぐちゃぐちゃになってしまうことが多いです。
なのでやらないことから決めていくというのは非常に重要な考え方だと思います。
神田昌典氏の『非常識な成功法則』でも「やりたいことリスト」を書く前に「やりたくないことリスト」を書くことを推奨しています。
というのは、本当にやりたいことというのは自覚できていなかったり、世間体から影響を受けたりしているため直接明確にすることが難しいからです。
このように、本当にやりたいこと・やるべきことを明確にするためには、やりたくないこと・やる必要がないことと言った外側から削り出していくアプローチが有効です。
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