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ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』の概要と感想【読書会レポート#33】
【読書会レポート#33】紹介された本:ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』ダイヤモンド社、2004年。
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』の概要
舞台は500万~2億年後の地球。
もはや人類の姿はそこになく、大陸の移動と氷河の浸食によって生態系は激変、新たな環境に適応すべく、動物たちは想像を絶した姿に進化した―一見、奇想天外とも思えるこの大胆な仮説を、著者は第一線で活躍する科学者たちの検証を交えながら、きわめて具体的に組み立てていく。
現生するどの動物が、いかなる環境の変化に適応した結果、その容姿をとるにいたったのか―かつての食うものが食われるものに、食われるものが食うものに。
そこに繰り広げられる新たな弱肉強食の世界を、壮大な時間的スケールのなかで一気に描ききってみせる。
人類滅亡後、どんな生物が地球上で栄えるのかシミュレートした書。
(参照:Amazon紹介文)
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』に対する紹介者Mさんの感想・観点
・表紙は空飛ぶ魚です。
・読んで感じたのは人類の歴史は小さいということです。地球温暖化とかが今話題ですが、今後地球は氷河期に向かうことを考えると、それを人類という枠を取り払ったときどれほど問題なのか考えました。それを考えると、人類にどう影響するかという大きい問題よりも自分と自分の身の回りの人をどう幸せにするかに注力したいと思いました。
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』について読書会で話題になったこと・感想

その本によると人類は何故絶滅するんですか。

氷河期になってです。今は氷河期と氷河期の間の間氷期と呼ばれる期間ですが、数千年後に氷河期になって人類は絶滅します。よくてクモの家畜になっています。

今イーロン・マスクが進めているように、火星移住はしていないんですか。

そこはこの本では想定されていないですね(笑)

どんな生物が印象的でしたか?

色々ありますね。森の中を歩く巨大なイカや、クジラ程巨大化したペリカン、巨大なカメなどです。
ドゥーガル・ディクソン,ジョン・アダムス『フューチャー・イズ・ワイルド』に対する投稿者の感想
こういう本を読むと自分の悩みが小さく感じられていいですね。
逆に、この絶滅の運命に対してどこまで人類が抗えるのかという点で、人類の力の大きさも感じられますね。
本当に長期の目線で見れば、テクノロジーの発展しか人類に生き残りの道はなく、ただ直近数百年を考えるとテクノロジーの発展速度を緩めてでも、環境に配慮をしないといけない。
非常に難しいバランスの上に我々はいるのかもしれません。
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