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田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』の概要と感想【読書会レポート#17】
【読書会レポート#17】紹介された本:田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』
田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』幻冬舎、2020年。
田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』の概要
何故、これほど世の中に「成功にまつわる本」が売れるのだろうか? それは読んでも成功しないからだー。
ドラマ化された実話小説『破天荒フェニックス』の著者にして、世界的企業のOWNDAYS社長が放つ2作目は、世の中の「ウソ」に切り込むビジネス本。
〝立派な大人〟の言うことは99パーセントは真っ赤な嘘だ!
真実は、常識やルールを疑うことから見つかる。
テクノロジーが類を見ないスピードで進化しているこの時代、過去に教わってきた常識や考え方は至るところで不具合を起こしている。この先、何を信じて生きていけばいいのか――。
世にはびこるあらゆる常識の「ウソ」に、著者が独自の視点で切り込む。
(引用元:Amazon)
田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』に対する紹介者Sさんの感想・観点
・学ぶべきは失敗のパターンという言葉が一番印象に残りました。成功のパターンは向き不向きがあるので成功話を聞いても注意しないといけないとのことです。
・自分も日常生活の中で失敗の事例を集めていきたいと思います。
田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』について読書会で話題になったこと・感想

皆さんはどのような失敗の事例があると自分で感じていますか。

助けを求めないということが一つのパターンとしてあります。

私もそれはあてはまります!笑

事業の達成をゴールに置くなら「自分の力でやる」にこだわるのは何のプラスにもなりませんよね。それにもかかわらず助けを求めることが出来ないのはプライドや見えだよねと上司に言われたことがあります笑

それは刺さりますね笑
田中修治『大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。』に対する投稿者の感想
失敗のパターンというのは本の中であまり体系的に語られていません。
失敗が語られたとしても、成功を際立たせるための前菜に過ぎません。
なぜなら、成功体験は本になりますが、ただ失敗したというのは本にならない(売れない)からです。
しかし、東北楽天ゴールデンイーグルスの野村監督がかつて引用した「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉が示す様に、失敗こそが科学の対象として分析される必要があります。
そのことは第二次世界大戦研究の名著である『失敗の本質』でも述べられています。
自分の失敗を反省し、言語化するのはもちろん、意識して他の人の失敗も収集していきたいと思います。
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