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恩田陸『三月は深き紅の淵を』のあらすじと感想【読書会レポート#32】
【読書会レポート#32】紹介された本:恩田陸『三月は深き紅の淵を』
恩田陸『三月は深き紅の淵を』のあらすじ
鮫島巧一は趣味が読書という理由で、会社の会長の別宅に2泊3日の招待を受けた。
彼を待ち受けていた好事家たちから聞かされたのは、その屋敷内にあるはずだが、10年以上探しても見つからない稀覯本(きこうぼん)「三月は深き紅の淵を」の話。
たった1人にたった1晩だけ貸すことが許された本をめぐる珠玉のミステリー。
(参照:Amazon)
恩田陸『三月は深き紅の淵を』に対する紹介者Oさんの感想・観点
・『三月は深き紅の淵を』という本をめぐるミステリーというような、作中作の構造を取った物語です。
・中編の物語三つでできています。
・リアルの出来事もファンタジーのような心地をさせる描写が魅力的です。
・恩田陸さんの本はどれも、タイトルがセンスのイイ感じで好きです。
恩田陸『三月は深き紅の淵を』について読書会で話題になったこと・感想

恩田陸さんは『蜜蜂と遠雷』を読んだのですが、音の表現が素晴らしかったです。音楽マンガでは絵を使った音の表現方法が色々開発されていると思うのですが、文章で音をここまでうまく表現できるのはすごいですよね。
『三月は深き紅の淵を』にもその表現力は感じられますか。

そうですね、この本でも感じることができました!

『三月は深き紅の淵を』は恩田陸さんの一般に知られている代表作ってわけではないと思うんですが、小説ってどんな感じで選ばれるんですか。

わりとジャケットで選びますね。本屋をぶらついてみて、イイ感じの表紙があれば思わず手に取っちゃいます。
恩田陸『三月は深き紅の淵を』に対する投稿者の感想
恩田陸さんは『光の帝国』を読もうとして挫折したので、未履修でした。
今まで読んだことのない作家の話を聞けて良かったです。
読書会でけっこうな頻度で紹介されるので、そろそろ手を付けてみようか…
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