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アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』の概要と感想【読書会レポート#45】
【読書会レポート#45】紹介された本:アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』
アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』三笠書房、2016年。
アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』の概要
「独創性」は、与えられるものではない。すでにあなたの中に存在するのだ――
本書は、“本性”としてリスクを回避しようとする“ふつうの人々”が(ふつうの人だからこそ)、流れに逆らう不安や恐怖をはねのけて、“オリジナルな何か”を実現させるためのさまざまなヒントを数多く含んでいる
(参照:Amazon紹介文)
アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』に対する紹介者Tさんの感想・観点
・普通の人が創造性を発揮するとこの本では言っています。創造性=世間とは逆のことをし続ける普通の人から生じるもの。
・だから起業家は実はあまりリスクを負わない。リスクをつぶすように最善を尽くす。何故なら、彼らは「普の人」であり不安だから。他の人の犯した失敗を、計画を立てることで回避していく。
・当たり前に対して疑問を持つのが成功者の条件とこの本で入っています。デジャブの反対のブジャデとこの本では表現されています。
アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』について読書会で話題になったこと・感想

起業家は実はあまりリスクを負わないというのは、抱いていたイメージとは真逆でびっくりしました。

神田昌典さんも『非常識な成功法則』の中で「成功者は思い切った決断をしない」と、同じことを言ってますね。起業家の間では常識なのかも。

何かの本で読んだのですが、アメリカのある大手のメガネ企業もその四人の創業者が働きながら創業したらしいです。

作家が独創的な傑作を作る条件は何だと思いますか。
※参考:小泉力一「フォントのはなし」『環太平洋大学 次世代情報センター』

一見離れた他の分野と紐づける能力ですかね。

他の人とは違う視点を持っていることとか。

この本では、「作り続けること」といっていいます。作家が最初に面白いと思って各作品は、これまで読んできた作品の影響が強く残っているそうです。それを書き続けて、やりつくして、ネタ切れになってから、初めて独創性が出てきます。
アダム・グラント『ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代』に対する投稿者の感想
劇的なチャレンジをすれば、「何か変わるかも感」を感じることができます。
それに対して、コツコツとした積み重ねは、短時間では変化を感じることができず、自分を変化されているとは感じづらいです。
なので、「新しいこと挑戦」と聞くとどうしてもリスクが大きい方がいいように錯覚してしまいます。
普通に考えれば、リスクなんてない方がいいのに。
私も毎日のコツコツとした積み重ねを大切にしていきたいと思います。
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