「読書会レポート」は、東京ワタコレ読書会で紹介された本をピックアップし、アーカイブしていくコーナーになります。
本の内容や感想に限らず読書会での話題なども合わせて紹介しているので、読書会レポートを読んでいると、まるで読書会の場にいるような感じがしてくるかと思います!
書評としても、読書会の様子を知るレポートとしてもお読みいただけます!
今回は2022/9/24に開催されたリアル会場回で紹介された本からのピックアップです!
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安藤美冬『新しい世界へ』の概要と感想【読書会レポート#54】
【読書会レポート#54】紹介された本のピックアップ:安藤美冬『新しい世界へ』
安藤美冬『新しい世界へ』の概要
こわいことほど、人生にブレイクスルーを起こす。
「多くの人がこわくてできないことに、果敢に挑戦する人がいます。彼らは失敗をおそれずに前に進んでいくので、こわがって何もやらない人よりも、何倍の速さ、何倍の濃度で人生を動かしていきます。
その生き様はまるで、通常なら10回生まれ変わらないと実現できないような人生を、たった1回でやり切るかのようです」
(参照:Amazon紹介文)
安藤美冬『新しい世界へ』に対する紹介者Aさんの感想・観点・印象に残った箇所
・人生が上手くいくかどうかは「おそれ」や「こわさ」という感情を克服しているかどうかによると本書は主張しています。
・「こわい」と感じることはその人にとって重要なこと。何故なら、どうでもいいことには「こわい」という感情が生じないからです。
・「こわさ」を乗り越えた先が本書のタイトルの「新しい世界」
・本書ではどうやってその「こわい」を乗り越えるかも書いています。まず心の状態をポジティブにすることが書かれています。そして、その日の良かったことを記す感謝ノートをつけます。そしてこわいと思うことをリストアップして、それを実行していきます。
安藤美冬『新しい世界へ』について読書会で話題になったこと・感想

こわいと思うことをリストアップして実行するとはどうすることを指すのでしょうか。例えば、失敗することがこわいとして、わざと失敗するみたいな感じでしょうか。

こわいと思うことをリストアップして、それがなぜこわいのかを考えます。そして次に、どうすればこわく感じないのかを考えます。その対策を実行していくというイメージです。

私の好きな哲学者の言葉に「悲観主義は無意識、楽観主義」というものがあります。負の感情は人間の本能に基づくものなので、本書に書かれているように意識して乗り越える努力をする必要があるのでしょう。

よく言われるのは、社会は1万年前の狩猟採取の時代から進歩したとしても、人間の体や本能自体は1万年前のままということです。1万年前までの危険があふれている時代では、その危険を回避するために負の感情ドリブンである必要があり、その本能を今も人類は変わらず持ち続けていると。
安藤美冬『新しい世界へ』に対する投稿者の感想・補足
『ジョジョの奇妙な冒険』でツェペリ男爵も言っていますよね。
ノミっているよなあ・・・ちっぽけな虫けらのノミじゃよ!
あの虫は我々巨大で頭のいい人間に処ろかまわず攻撃を仕掛けて戦いを挑んでくるよなあ!
巨大な敵に立ち向かうノミ・・・これは「勇気」と呼べるだろうかねェノミどものは「勇気」とは呼べんなあ それではジョジョ!「勇気」とはいったい何か!?
「勇気」とは「恐さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
って…笑
読書会(9/24)の様子
読書会の参加者
今回は48名の方にご参加いただき、6テーブルに分かれて読書会を行いました。
ご参加いただいた方はありがとうございました!
安藤美冬『新しい世界へ』以外で紹介された本
9/24の読書会では、安藤美冬『新しい世界へ』以外の本もたくさん紹介されました!
その一部をご紹介いたします!
今回は様々なジャンルの本がバランスよく紹介されていた印象です!
読書した際にはぜひ読書会にご参加ください!
アウトプットすることで本の内容を記憶に定着させるとともに、考えたことをシェアしましょう!
お待ちしております!