森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』の概要と感想【読書会レポート#67】

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「読書会レポート」は、東京ワタコレ読書会で紹介された本をピックアップし、アーカイブしていくコーナーになります。

本の内容や感想に限らず読書会での話題なども合わせて紹介しているので、読書会レポートを読んでいると、まるで読書会の場にいるような感じがしてくるかと思います!

書評としても、読書会の様子を知るレポートとしてもお読みいただけます!

今回は2023/1/14に開催されたリアル会場回で紹介された本からのピックアップです!

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森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』の概要と感想【読書会レポート#67】

【読書会レポート#67】紹介された本のピックアップ:森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』講談社、2022年。

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』の概要

(参照:Amazon紹介文

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』に対する紹介者Oさんの感想・観点・印象に残った箇所

・ドキュメンタリーです。私は警察24時とか、そういう系のドキュメンタリーが好きで選びました(笑)

・不動産の持ち主に成りすまして、勝手に企業に売りつける。その土地の持ち主に似た人を探したり、身分証を偽装したり、持ち主のエピソードを覚えさせたりする。だから、企業の担当者はなかなか気づかない。買い取った企業がその土地の工事に着手しようとしたときに、本当の持ち主から「なんで私の土地を勝手にこうじしてるんですか」といわれてだまされていたと発覚。

・けど、何回も話しているとやっぱりボロが出て、ばれることもあるみたいです。

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』について読書会で話題になったこと・感想

いやー、なかなか気づきづらいですよね。登記と身分証明書とその人を照らし合わせて間違いがなかったら、薦めますよね。登記に顔写真はないし。

そうですよね。本当の持ち主とのやり取りを細かく履歴に残して、その履歴と矛盾が生じたときに気づくとか、それくらいしか気づくきっかけがないですよね。

 


 

地面師って言葉に、詐欺師ってニュアンスが含まれているんですか。

はい、そうです。不動産取引における詐欺師を地面師と呼びます。

へー、地面師って個人なんですか。

いえ、集団です。戦略を考える人、身分証を偽造できる人、みたいにスペシャリストが集まって活動しているらしいです。

オーシャンズ11』みたいですね(笑)

もしくは、今日紹介された橘玲『働き方2.0vs4.0』でいう、働き方3.0みたいですね。

 

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』に対する投稿者の感想・補足

不動産関連のしのぎの削り合いは、あっと思うようなエピソードが多いですよね。

例えば、バブル期とかは、裏社会の人間が、土地の開発の情報あらゆる手段を使ってつかんで先にその開発地の一部の権利を手に入れ、開発をしようとしている企業や自治体に法外な高値で売ったりしたらしいです。

絶対に巻き込まれたくはないですが、こういった話は聞いてるとワクワクしますよね。

読書会(1/14)の様子

読書会の参加者

参加者構成_20230116

男女比率_20230116

今回は63名の方にご参加いただき、7テーブルに分かれて読書会を行いました。

ご参加いただいた方はありがとうございました!

森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』以外で紹介された本

1/14の読書会では、森功『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』以外の本もたくさん紹介されました!

その一部をご紹介いたします!

今回は読書会でも定番の名著が多数紹介されていた印象です。


読書した際にはぜひ読書会にご参加ください!

アウトプットすることで本の内容を記憶に定着させるとともに、考えたことをシェアしましょう!

お待ちしております!

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